人と動物の絆
人と動物が共に暮らし、触れ合うことで、双方に精神的にも、身体的にも良い効果が得られます。これをヒューマンアニマルボンド(人と動物の絆)と言います。
『人』とは単にその動物の飼い主のことを指すのでなく、社会全体の人のことを指します。
人と動物の絆の理念のもと、人と動物が幸せな生活を送るために、動物を飼育する人は、動物愛護や管理に関する責任を理解し、適正に飼育することが求められます。
動物を適正に飼育するとは
動物の愛護及び管理に関する法律に述べられていますが、
○人と動物の共生に配慮する
○動物の健康を守り、種類や習性等を考慮した飼育、または環境の確保を行う
○他人の生活を害さないように適正に管理する
といったように、人と動物双方が幸せに暮らしていくために、守るべきルールがあります。
人だけでなく、動物にも人の社会で暮らしていくため、ルールを教えてあげないといけません。
これが家庭犬をしつける、ということになります。
当院では、飼い主さまの動物の育児教育のアドバイス、問題行動に対してのアドバイスも行なっております。
アニマルウェルフェア(動物福祉)の国際基準『5つの自由』
○飢えと渇きからの解放 =正しい食事管理と新鮮な水の保障
○不快からの解放=清潔で心地よい住環境の保障
○痛み、怪我、病気からの解放=疾病予防、早期発見、治療の機会の保障
○恐怖や絶望からの解放 =恐怖や精神的苦痛を与えられない保障
○正常な行動を示す自由=動物がもつ生来的行動をとることの保障